傷をなめ合う
この言葉は弱い同士がなぐさめ合っているという悪い意味で使われることが多いですよね。
でも野生の動物達が傷を負った時には、仲間で傷をなめ合って傷が癒えるまでお互い助け合う大事なことです。
あなたのそばに同じように心が傷ついた人がいたら、気持ちを話してみても良いのではないでしょうか。
お互いの気持ちを話すだけでも少し心が軽くなります。
もちろんそれですぐに元気になるわけではありませんが、ゆっくり、ゆっくり傷が癒えるまで近くにいてあげるだけでも救われます。
でも絶対に元気な人に話してはいけませんよ。
それが医者でも、看護師でも、カウンセラーでも傷ついた心は理解できません。
「被害妄想がひどい」
「自分だけ不幸だと思っている」
などと言われて傷が広がってしまいます。
あなたのそばに同じように傷ついた人がいなければコメントください。
聞いてあげることしかできないけれど、心から吐き出すことで少しだけ楽になるはずです。
ゆっくり、ゆっくり、癒えるのを待ちましょうね。
小手毬