三寒四温

三寒四温

傷ついた心は真冬の氷のようです。

凍り付いて誰も信じられず、心を開くことができません。

 

冬から春になっていくのは、急に暖かくなるわけではありません。

寒い日が3日続いて、暖かい日が4日続いて、そしてまた寒い日が。

そうやって少しずつ春が訪れます。

 

傷ついて凍りついた心が溶けていくのもそんな感じです。

「自分でも少し元気になったかな」

と思った翌日にはまたつらい気持ちになったり。

 

つらい日よりも元気な日の方が1日でも長ければ、いつかは春が訪れるはずです。

ただ、心の氷がとけるのは本当に長い時間がかかります。

 

でも今は少しでも元気な日があればそれでいい。

つらい日は

「またつらい日がきたね」と自分をいたわってあげてください。

 

必ず春が来るから。

絶対来るから。

一緒に春を待ちましょう。

 

小手毬